Kumanoyuya's Blog

8月 20, 2010

「オルソ化空中写真ダウンロードシステム終了」を受けて、Lilux天然塾版「Google Maps」作ってみました。

Filed under: 航空写真, 地図 — kumanoyuya @ 4:09 am

皆さんも既にお気づきでしょうか、GE Maniacsさんの記事「オルソ化空中写真ダウンロードシステム終了してました」にありますように、国土地理院がオルソ地図用航空写真を継ぎ接ぎしたシステムが中止となっています。そこで、継ぎ接ぎ元のオルソ地図用航空写真に直接アクセスしたいとLilux天然塾版「Google Maps」を作ってみました。

Lilux天然塾よりのお知らせ」でも簡単にご案内させていただきましたが、システムの元データであります「オルソ地図用航空写真」は1975年前後に日本全国を撮影したもので、本来が地図作成用に撮影したものの様ですので(当時としては)精度が非常に高く、各地の時代ごとの変遷を辿るなど資料的価値は大変高いものと存じます。

該システムも時々利用していましたが、元データの「オルソ地図用航空写真」そのものも、アクセスツール「30年前の紀伊半島の航空写真(植林前後)」を作成して利用していました。

元来が地図好きなので該システムの中止は寂しい思いですが、「オルソ地図用航空写真」が全国版で使えないものかと検討してみました。

国土地理院の中の人にはもっと利用者インターフェースに優れたものを開発していただけるものと期待しておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。

最近のBSやら地上デジタル放送なんかでは、クリエータ不足からなんでしょうか、「コマーシャル」か「団塊の世代に媚を売る」ような番組ばかりになっておりますが、懐古ブームも悪いことばかりではないとも思われますので・・・

1.  シンプルな操作で「オルソ地図用航空写真」にアクセス出来ること。

2.  元の国土地理院の生データとの関係が確認できること。

3.  「オルソ地図用航空写真」の解像度が容易に切り替えられること。

4.  利用可能な衛星・航空写真連携の地図ソフトと連携して比較・対比が出来ること。

5.  機能追加で負荷があまり増えないこと。

以上5点に留意して、「Google Maps」をベースに、「マウス・クリック」したポイントの近場にある「オルソ地図用航空写真」を別ウインドウに表示させることとしました。

お知らせ」の記事でもふれましたが、写真の数が半端ではありませんので、起動に多少時間が掛かっているのは「やむを得猿の聞か猿で見猿」としていただければと存じます。(今少し、改善の余地はありそうですw)

こちらLilux天然塾版「Google Maps」がそのツールですが、国土地理院の20万分1地勢図などを拝借した「Lilux天然塾:日本国のハブ地図」からですと国土全体を把握するのが便利かもです。

なお、次例の如く、パラメータに最初に表示させたいポイントを指定することも出来ますのでご活用下さい。

<iframe src=”http://homepage2.nifty.com/Tsubaki/LiluxMap/google.html?lat=35.681&lon=139.750&mode=h&z=14″ />

皇居周辺より開始
梅田駅周辺より開始

クリックして表示される「オルソ地図用航空写真」は、50/100/400dpiの3種類の解像度のが用意されていますが、400dpiのはナローバンドでは厳しいかもですが、さすが地図作成用に撮影されたものと納得せれること請け合います。
(400dpi航空写真をドラッグしていると、あたかもGoogle Earthで操作しているような錯覚をおぼえるのですが、皆さまには如何でしょうか?)

** こちらは開発段階で確認用に作成したものですが、5万分の1地図名を地勢図にならい配置してみました。 それらしく日本地図の形に近いのは不思議な感覚ですが、なんとなく納得させられました。 経県値の如く遊んでみたいような・・・

かつて「Google Earth」が発表された折には世界中がフィーバーし、新たな史跡の発見などもありましたようですが、少し古い時代を「じっくり」と振り返るのも悪くないような気も致します。

それでは、ごゆるりとお楽しみ下さい!

2月 3, 2010

ググる地図のストリートビューも、直接呼び出せ組み込める・・・

Filed under: 地図 — kumanoyuya @ 2:20 am

次の様なパラメータ形式で、地図座標を指定すればストリートビューも直接呼び出せるようですが、座標はどうやって取得すれば良いかって?

http://maps.google.com/maps?hl=ja&ie=UTF8&layer=c&cbll=34.605468,135.468748&panoid=4R3nRgXK4xBtc0Ij2DdQsg&cbp=13,102.9,,0,10.44&iwloc=A&source=embed&output=svembed

上のより「output=svembed」をはずして、リンクから設定したストリートビューの埋め込んだもの。(WordPressだとコード変換されるようですが・・・)

ストリートビューの場合、ウィンドウ枠いっぱいに表示させるのさせるのは「output=svembed」が脳に食わせる味噌(隠し味)でしょうか?

1月 29, 2010

ググる地図はやっぱり面白い

Filed under: Uncategorized, 地図 — kumanoyuya @ 10:38 am

地図アプリケーションの筆頭はGoogle Mapsだと存じますが、あまりにも機能がありすぎて、使い方がよく分からないものもたくさんあります。使っている中で、こんな機能があれば便利だろうな~と思うこともままあります。それと、こんな使い方があるようだが使用方法のマニュアルが探せなくて行き詰まってしまっているものもあります。さらには、機能も知っておりマニュアルもあるのだが自身のスキル不足で使えないことも多いですね。例えばJavascriptやHTMLが使えないと手も足も出せないものがあります。

以前から公開していたルート案内図込みの地図でルートが表示されなくなってしまったのですが、少し時間をかけて関連する機能なども調べてみたとこ ろ、永い こと疑問だったことが氷解し、調べ方のコツも多少分かりましたのでメモしておきます。まだ未解決のや知らないことがほとんどです。 Googleに限った ことでもありませんが、技術の展開が早いのでマニュアル類の整備が追いつかないことが多いですね、加えて日本語などへの翻訳はワンテンポ遅れるわけですの で外国語(英語)の苦手な身にはとほほですw

  1. 地図のみをウィンドウいっぱいに表示できないのか?
  2. ルート図を簡単に扱えないのか?
  3. 起動時に地図の種類(地図/写真/地形図など)を指定できないのか?

さて、これら3点に関してはGoogle Mapsのパラメータですべて解決出来てたんですね~。分かってみれば、がっくりですわ・・・
1.ウィンドウ枠いっぱいに表示の件は、Firefoxを常用している関係でStylishプラグインで解決はしていたのですが、なにかもやもやした思いがありました。

パラメータ : output=embed
例1(下左図) : http://maps.google.com/maps?q=椿駅&hl=ja&z=12&output=embed

2.ルート図に関しては、HTMLの中でJavascriptで対応出来はするのですが、いちいちコーディングするのは面倒ですのでなんとかパラメータ渡しで処理したいなと以前から感じていました。

パラメータ : source=s_q  &  q=from:開始住所\bto次の住所(\bto次々の住所) & dirflg=移動手段 d:車、r:公共機関、w:徒歩など
例2(上右図) : http://maps.google.com/maps?source=s_q&hl=ja&q=from:田辺市本宮町本宮219+to:田辺市中辺路町栗栖川396−1&dirflg=d&z=11

3.地図の種類は、表示されてからクリックしてもよろしいのですが、標準のGoogle Mapsでもパラメータで制御できれば、HTMLから呼び出して使うのにも便利なので・・・

パラメータ : t= m:地図 k:写真 h:地図+写真 p:地形
例3(下左図) : http://maps.google.com/maps?q=椿駅&hl=ja&z=12&output=embed&t=h

> Google Maps パラメータ説明サイト(英語) http://mapki.com/wiki/Google_Map_Parameters

「いまココ」の簡易説明ページ
Google マップを自分のサイトに貼り付けよう

Google Mapsの右上にある「リンク」をクリックすれば、画面上の地図をHTMLに埋め込むための画面へのリンクなどが表示されますので、試してみましょう。


少し複雑なドライブ用のルート図を作って見ました。 皆さんも如何ですか?

住所が不明でも地理座標で代替できるようですが今回は間に合いました。 ルート変更もドラッグで簡単なようです。

南紀熊野地域・散策マップ図 (上右図)

  * ルートのポイントが多いと負荷の関係なんでしょうか、米国のどこかを表示することがあるようです。 試しに「+to:すさみ町佐本+to:白浜町市鹿野+to:白浜町安居+to:白浜町日置」をカットしてみましたら、取りあえずは描画されました。

  元は、「from:田辺市本宮町本宮219+to:田辺市中辺路町栗栖川396−1+to:田辺市新庄町1442+to:田辺市秋津川+to:みなべ町清川+to:田辺市龍神村安井+to:田辺市合川678−3+to:椿駅+to:周参見駅+to:江住駅+to:串本町和深+to:串本駅+to:古座駅+to:古座川町三尾川+to:古座川町佐田+to:すさみ町佐本+to:白浜町市鹿野+to:白浜町安居+to:白浜町日置」 ー (+to:すさみ町佐本+to:白浜町市鹿野+to:白浜町安居+to:白浜町日置)

1月 8, 2010

さすがUbuntu! 「WordPress + 開発環境+もろもろ」 Remastersys>Usb-Live = 難なく作動・・・

Filed under: Live-USB, Ubuntu — タグ: — kumanoyuya @ 1:10 pm

Ubuntu Karmic 9.10もリリースから2ヶ月が経過し、ずいぶん安定して参りましたのでタイトルの如く、お試し中のオープンソースのブログであるWordpress(本ブログが本家本元ですが)や統合開発環境のEclipseやNetBeansに加えマルチメディアやらなんちゃらのアプリケーションを組み込んだシステムをLive-DVD化してみました。

UbuntuといいますかLinuxのDebian系のディストリビューションでは、運用中のシステムをそのままバックアップできるツール:Remastersysが用意されており、加えて、余程特殊な機器構成でなければ別機種にても「そのまんま」で動作しちゃいますので、組織やコミュニティなどで、多機種混在環境でも「同一のアプリやシステム環境」を展開することができるのですが、それをサーバを含む開発環境込みでも可能かどうかを試してみようとの目論見なわけです。

[インストール環境]
ハード : ■AMD 690GチップセットマイクロATXマザーボード
■Athlon64 X2 4200+(デュアルコア/2.2GHz/L2キャッシュ1GB×2)
■2GBメモリ (DDR2 SDRAM / デュアルチャンネル)

Ubuntu: ■Karmic9.10+Japanesセットアップ全部
■標準インストール可能なブラウザなど
■メジャーなマルチメディア系&ツール
■一般的な管理用ツールもろもろ
■LAMP+vsFtpd+Samba+Webmin+phpmyadmin+WordPressなど
■統合開発環境(Eclipse、NetBeans、Tomcatなど)

[事前調査・準備]
バックアップツールにもいろいろありますが、Ubuntuで人気のあるのはRemastersys(Live-CD/DVDも,クローン・インストールも出来る)。
大分古い記事ですが、Ubuntu Japanese Teamの吉田史(ふみひと)氏のUbuntu Weekly Recipe>「Ubuntuのバックアップ(2):パッケージ構成の復元とリモートバックアップ・ddの利用」を参考にさせていただきました。 Karmic9.10ではGrub2の処理に不具合があるとのフォーラムの投稿があったのですが、その後アップデートがありましたので試してみることにしました。 吉田氏の記事ではLiveCD環境ではapache2などで制約があるので修正が必要とのことですが、出来れば手を加えたくないのでLiveUSB形式でSDメモリに書き込むこととすることにしました。

[結果から記します]
1. 2GBのSDメモリに書き込め、一通り動作はしましたが、空き領域が少ないのでこのSDメモリだけでは運用には無理があります。
> データ領域や運用のためのシステム用の空き領域に加えて、メモリーの少ないハード構成ですとスワップ領域も必要となります。
しかしですね、今回のインストール環境で2GBの容量でも動作したのには驚かされました。 Ubuntu恐るべし!!!
今回SDメモリに書き込んだので、圧縮されたファイル以外は更新や追加が出来ますしアップデート対応も可能です。
もっと容量があるSDメモリ(小型の外付けHDDなども可能)ですとポケットに入るのでいろんな可能性がありそうです。

2. 今回作成したLiveーSDメモリーUbuntuでは、HDDなどへの標準的なインストールは出来ませんでした。
原因は未調査なんですが、サーバ機能などを停止させねばならないのか、まだRemastersysがうまくないのかもしれません。
さっそくUbuntuフォーラムにて質問してみようと存じます。

ーー> 2010.2.15 Ubuntu本家のフォーラムにてインストールツールをバージョンアップしたのでOKとの投稿があり、64ビット版で試してみましたらばっちりでした。

これでコミュニティや各種事業体などで、運用形態に合わせたパッケージの作成が容易になりました。

皆様もご自分の運用されている構成を、バックアップも兼ねて LiveDVDの作成をお試しになられませんか?

(more…)

12月 29, 2009

枯木の磯と遊ぶ人たちのこと、とかをささやいてみよ~かな~

Filed under: Uncategorized — kumanoyuya @ 11:58 am

今年は参加しているNPO法人の事業展開のからみでいくつかのブログを試してみました。もちろん無料のものばかりですがw

パソコンのOSもやっぱり無料で安心して使えるのが好きですので、当たり前のようにLinuxですが、数あるディストリビューションの中で数年前からはUbuntu一辺倒になってしまいました。

なぜUbuntuなのかはこちら(Ubuntuをお薦めする理由)を参照していただくとして、機能の充実と安定性と「うぉーぶーんつー」と叫んでみたときの気分が大変よろしかったからのような気がします。信者といいますか、ファンもどんどん増えていますしサポータの皆さんも頑張って下さっていますので安心して使っていけますもんね! 最大の理由は無料だからかも知れませんが・・・

で、なかなか本題に入れそうにない書き出しになってしまってますが、そのUbuntuではこちらのWordPressも簡単に導入できたりしまして、それを弄っていましたらこちらの本家ブログにログインするはめになりました。この辺の顛末はどこかに備忘録としてのこしておきたい気もしますが、生来の不精者ゆえ実現するかは定かではありません。 しかし3GBも無料で自由に使わしてくれるなんて、太っ腹ですはな~WordPress! Ubuntu Oneでも2GB(+αはあるらしいけど)ですもんne  -> どちらも広告なしだなんから・・・・涙が滲んできちゃうって、しくしく?

で、いろんなプラグインもあるらしいのですが、無料のでもつかえたりでもするとウルメイワシになってしまうかもやな~(まだ調べていないんです、はい)。

オープンの方達は文字だけの文章が好みらしいですが、やっぱり「百聞は一見・・・」ということもありますし、さわり程度でも組み入れたりできればとは思うのですが・・・

磯のことなどもぼちぼちご紹介出来ればと存じます。

WordPress.com で無料サイトやブログを作成.